クレステッドゲッコウは、可愛らしい見た目と飼いやすさから、初めて爬虫類を飼う人にも人気があります。
このヤモリは飼育が比較的簡単で、特に手入れが少なくても長生きします。
この記事では、クレステッドゲッコウの基本的な飼育方法から、快適な環境作り、餌、健康管理のポイントまで詳しく紹介します。
これを読めば、あなたも自信を持ってクレステッドゲッコウを育てることができます!
1. クレステッドゲッコウってどんなヤモリ?
クレステッドゲッコウ(Crested Gecko)は、ニューカレドニアに生息するヤモリの一種です。
彼らは夜行性で、愛らしいまつげのような突起が特徴的です。
この外見と飼育のしやすさから、爬虫類ファンにとっても人気のあるペットです。
2. 飼育に必要な基本アイテム
クレステッドゲッコウを快適に育てるためには、以下のアイテムが必要です:
- ケージ: 縦型のケージが最適です。大きさは、最低でも高さ45cm×横30cm×奥行30cmが推奨されます。高さが重要な理由は、クレステッドゲッコウが樹上性であるためです。
- 温度と湿度管理: 温度は24〜27°Cを維持し、湿度は50〜70%が理想的です。湿度を保つために、毎日霧吹きでケージ内を湿らせましょう。
- 隠れ家と止まり木: ケージ内には隠れ家や登るための木や植物を設置します。これにより、ヤモリがストレスを感じずリラックスできます。
3. 餌の与え方
クレステッドゲッコウは、専用の粉末フードや果物、昆虫を食べます。
市販のクレステッドゲッコウ専用フードが栄養バランス的に最適です。
また、餌にはカルシウムを添加することを忘れないようにしましょう。
- 昆虫: 生きたコオロギやデュビアローチを与えると良いでしょう。これらは、ヤモリの捕食本能を刺激します。
- 果物: 小さく切ったバナナやマンゴーも喜んで食べますが、果物は糖分が多いため頻繁には与えないでください。
※カルシウムにビタミンD3入りの物もありますがビタミンD3の過剰摂取の可能性もあるのでカルシウム剤はビタミンD3が入っていないものを個人的にはお勧めします
4. 健康管理のポイント
クレステッドゲッコウは比較的丈夫ですが、適切な環境と食事管理が必要です。
特に注意すべき健康問題は以下の通りです:
- 脱皮不全: 乾燥しすぎると脱皮がうまくいかないことがあります。湿度を保つことが大切です。
- カルシウム不足: 骨の健康を保つために、餌にカルシウムを添加し、UVライトでビタミンD3を補給しましょう。
ヤモリが食欲不振や異常な動きを見せた場合は、早めに爬虫類専門の獣医に相談することが重要です。
※UVライトはいらないという意見も聞きますが、弱目のUVライトにわざわざ当たりに来るので、使用した方がベターだと思います
5. 飼育環境の注意点
クレステッドゲッコウはストレスに敏感です。
静かな環境で飼育し、あまり頻繁に触れないようにしましょう。
また、温度や湿度が急激に変わると体調を崩すことがあるため、環境を安定させることが大切です。
※ハンドリングは出来ますが、尻尾が切れると再生しませんので取り扱いには十分注意しましょう
6.まとめ
クレステッドゲッコウは、美しい外見と飼育のしやすさから、初心者にもおすすめの爬虫類です。
適切なケージ環境、バランスの取れた食事、そして健康管理を心がければ、あなたのクレステッドゲッコウは長く元気に過ごせます。
もし初めて爬虫類を飼うのであれば、ぜひクレステッドゲッコウを候補に入れてみてください!